ケチなインド人でもサリーを着た日本人にはお財布の紐が緩むかどうか実験してみた。

 

バラナシ(ガンジス川)からの帰りの電車を待つ間、2時間半時間があったので、

なにかしようということになりました。

 

サリーを持参していたので、とりあえずサリーを着せてくれる人いないか探しました。

で、見つけました。

 

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普通の家に突撃したら、同い年くらいの女の子が3人いて、あとおばあちゃんとかがいました。

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チャイとスナックも出してくれました。

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優しすぎて感動(泣)

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で、とりあえずインド人に何か売ってみたいなーって思いました。

候補は①噛みタバコ ②チャイ ③お菓子

 

①の噛みタバコはちょっと柄が悪いので却下

②のチャイはやかんを持ち出せない&そもそもチャイつくれない

 

ということで、お菓子を売ることに!!

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箱買いならぬハンガー買い。(笑)

1つ5ルピーで全部で23個あったんだけど、全部を100ルピーでお買い上げ。

 

 

さっそく近場で売り始める。

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Don't sell!って怒られたった。。(笑)

 

 

 

ということでちょっと離れて売ってみた。

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1人目~!!!!

 

どんどん行くでー!!!

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少年たちもひとつずつ買ってくれたー(^O^)

 

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からのからの~!

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やっぱりひとだかりができると一気に売れる。

話題作りは大事やほんま。。。。。。。

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だってこんな5分の距離で数ルピーしかもらえないようなリキシャのうんちゃんまで

買ってくれたんだもの。。

 

 

でも暗くなってきて、ただの変態にしか思われなくなってきたので、

もう牛に売ってやろうかと思いました。

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でもまあ負けじと売り続けました。

高い声だして、take picture with me ♡って。

 

男の人はどの国も同じなようですね。(笑)

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そしてついに・・・

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ホギャ!!!(ヒンディー語でDONE)

 

 

・・・っていうのは嘘です。

最後の2枚の写真の少年たちにはフリーであげました。w

 

 

~結果~

①18:30~19:00@駅前(ローカル線)30分で11個売れた=55Rs (完全に赤字orz

②男性にしか売れなかった (年代は幅広い)

 

 

とりあえずバカな私でもちょこっとだけ考察してみる。

 

~この実験で分かったものが売れるのに大切なこと~

話題作りはほんまに大切や!

・とりあえず目立たなきゃ誰も見てくれさえしない。

(ただ、ほほえみかけてくれるか、怪しい目でスルーされるかは両極端だが、今回の場合はサリーというインド人なら誰でも馴染みのある服を着ていたのでほほえみかけてくれる人の方が多かった。)

・人だかりに人は寄ってきて便乗する。(人が群がっていても、買ってくれた人としか写真を撮らなかった。撮りたいなら買えよ。と。で、結果買う。w)

・モノ以外のなにかで興味を惹かなければ、インドのどこでも売っているお菓子なんて買ってくれない(実際に、インドのお菓子なんてどこでも買えるからいらない、と言われました)

 

ところでなんで男の人にしか売れなかったのか。

・男性にウケる話題作りをしたから(日本人女性×インド伝統服)

(インド人は女性が好き。日本人女性にしつこい。⇒簡単に口元も財布の紐も緩む)

・割と暗かったので、そもそも女性が外にいなかった

 

 

私は「女性だから」有利にはたらくことを毛嫌いしていて、男性と同等に生きたいと

強く思って生きてきたが、

女性であることだけで、ケチなインド人の財布の紐を緩められたのだから、

きっと、それなりに女性であることを有り難く思い、これから夢であるキャリアウーマンになるべきなのではないか、と、そう思った。

 

 

とりあえず楽しかった。(笑)

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ちゃんちゃん。

 

宮坂望未