~脱線そのいち~まずは見た目から気合い入れました!
「美容師は僕の天職だと思ってます。」
同い年の美容師さんにこう堂々と言われて私はドキッとした。
今日はインドに行くにあたってまずは見た目だろう!と
今までやったことないカラーにしてもらおう!と初めましての美容院に
「今日いけますか?」と言いました。
「大丈夫ですよ!」と言われました。
ってなわけで、初めてのブリーチしてきましたヽ(^o^)丿
髪の毛って色素抜いたらこんなんなるのか。。
インナーカラーってやつで、髪の内側だけ色変えるやつです。
正直今日は予算オーバーでした。
トリートメントまでしっかりやっちゃったし、
家で使う洗い流さないトリートメントまでお買い上げしてしまいました。
なぜかってね、お兄さんセールストークうまかったんですよ。
私は道端で声かけられてもトークがうまかったらとりあえず付いていったりする。w
で、なんで私は付いて行こうって思わされたのか、話をふんふん聞きながら考える。(笑)
今日の美容師さんも言葉巧みやなーと思いながらYESと答えてしまいました。
でも、シャンプーしてるときにね、
「営業とか向いてそうですね。トリートメントの勧め方めっちゃうまかったですし。」
って言ったんですよ。そしたら、
「ブリーチとかすると本当に傷んでしまうし、それで次に他の美容室行ったときにそのお客さんの髪に色が入らなかったりしたらすごく可哀想だから。」
って言われました。
私はね、もっと上っ面な答えが返ってくると思いました。
それに、結局お金だろう、とそう思ってました。
この言葉を聞いて、なんで断ろうとずっと思っていた私がYESと言ってしまったのかが分かった。
相手のことを心から思い遣るその気持ちが、伝わったんですね。
人のことを思いやってるひとは確かにたくさんいると思います。
私もそうしているつもりです。
でも今日はいつも感じているものとは明らかに違いました。
言葉では表しにくいんだけど、「相手を思い遣るってこういうことか」、
ってとっても腑に落ちました。
目の前の人の心を動かすには、小手先の技術どうこうではなくて、
どれだけ真摯に向き合えるかってやっぱり一番大切で一番難しいことだと思う。
だってやっぱり、みんな自分が一番だから。
国際関係法がなかなかうまく機能してくれないのは、
どの国も、自国が一番かわいくて、自国を守ることが最優先だからなんだって授業でも教えてもらいました。
国内法が最優先、余力があれば国際法。
それで冒頭に戻ると、
「美容師は僕の天職だと思ってます。」
って堂々と言われて、私はすごくステキだなって思ったのと同時に少し動揺した。
タメの人がもう自分の天職を見つけているなんて、そんなの信じられないって。
でも美容師さんはこう付け加えました。
「自分にそう言い聞かせているだけかもしれませんけど。」と。
専門学校卒業して、もう他に選択肢はないから、そう言い聞かせてるのかもって。
たしかに、手に余るほどの選択肢はもしかしたらなかったのかもしれないし、
本当はもっと他に合う職業があったかもしれない。
でも、そんなの誰が分かるんですかね。
2年目の彼が、自分の天職を見つけたと言っているなら、
それは確実に天職なんだと思います。
言い聞かせているんじゃないと思う。
迷いが少しでもあるならそんなこと絶対に言えない。
だから私にはそんな言葉、言えるはずもない。
むしろ私はいつまで経っても言えそうにない。
今日はこんな出逢いがありまして、ますますやる気がでてきました。
私も架空の誰かと優劣を競いあって勝手に劣等感を抱いたり、羨望してるばかりじゃなくて
堂々と生きよう。がんばろう。
あ、ちなみにブリーチしておわりでなくて、
最後はこんな感じになりましたヽ(^o^)丿
(盛ってるか盛ってないかで言ったらそりゃ盛ってますよ。ブログだもの。)
ではではまた書きます♩
今日はいい日。明日もきっと、絶対。
宮坂望未